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emacs-w3m は、全文検索ソフト Namazu を使ってファイルを検索することもでき
ます (w3m-namazu
)。この機能を使うためには、Namazu を以下の場所か
ら取得して、インストールしておく必要があります:
Namazu を使うためには、実際に検索を行う前に、検索対象となるファイルに含 まれている単語の索引 (インデックス) を作成しておく必要があります。もっと も典型的なコマンドは以下の通りです。
% mknmz -O <インデックスを置くディレクトリ> <ドキュメントのあるディレクトリ> |
w3m-namazu
を動かす前に、いくつかの変数を設定しておく必要がありま
す。以下の変数を、使っている環境にあわせて設定して下さい。
w3m-namazu-index-alist
w3m-namazu
では、インデックスの保存されているディレクトリに対して、
ディレクトリ名よりも分かりやすい別名を定義することができます。また、幾つ
かの別々のインデックスを、あたかも単一のインデックスであるかのように扱う
こともできます。
そのためには、次のように別名をキーとし、インデックスの保存されているディ
レクトリ (のリスト) を値とする連想配列
を w3m-namazu-index-alist
に設定します。
(setq w3m-namazu-index-alist '(("alias1" "Path/to/the/index/directory1") ("alias2" "Path/to/the/index/dir2" "Path/to/the/index/dir3"))) |
w3m-namazu-default-index
w3m-namazu-index-alist
を設定するときに使った別
名が使えます。値が nil
の場合は、M-x w3m-namazu RET と実行
するたびに、検索対象とするインデックスを問い合わせます。
これで準備が整いましたから、M-x w3m-namazu RET query RET とすると、 文字列 query を検索することができます。デフォルト以外のインデックスを対 象として検索を行う場合は、C-u M-x w3m-namazu というように前置引数 を指定して実行します。