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この項では基本的な emacs-w3m の設定のいくつかを説明します。きめ細かな設 定をしたいならば、たくさんのカスタマイズ可能な変数を 5. デフォルトのままでも結構良いと思うけれど で見つけることができるでしょう。
それ以外のすべての場合、以下の行を `~/.emacs' ファイルに入れて下さ い:
(require 'w3m-load) |
w3m-init-file
という変数のデフォルト値です) の利用を
推奨します。このファイルは `~/.emacs' と似ていますが、こちら
は emacs-w3m が起動するときに読み込まれます。w3m-command
など幾つ
かのオプションは、このファイルでは変更できないことに注意して下さい。
これにはいくつかの方法があります。一つは環境変
数 http_proxy
を shell 上で、こんなふうにグローバルに設定すること
です:
setenv http_proxy http://proxy.hogege.com:8000/ |
他に、変数 w3m-command-arguments
をカスタマイズして、`-o' お
よび `http_proxy=http://PROXY_SERVER_NAME:PORT/' を追加する方法があ
ります。これは `~/.emacs-w3m' ファイルで以下のように行なうこともで
きます。
(setq w3m-command-arguments (nconc w3m-command-arguments '("-o" "http_proxy=http://proxy.hogege.com:8000/"))) |
Proxy ゲートウェイを通すべきではないホスト (イントラネットのサイトな
ど) を指定するには、環境変数 no_proxy
(no-proxy
ではないこ
とにご注意) にコンマで区分けされたホスト名のリストを設定して下さい。ある
いは以下のように、変数 w3m-no-proxy-domains
にドメイン名 (ホスト
名ではない) のリストを設定することもできます:
(setq w3m-no-proxy-domains '("local.com" "neighbor.com")) |
no_proxy
ホストの設定にどうやって正規表現を使うかの説明は、変
数 w3m-command-arguments-alist
のドキュメントを見て下さい。