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Re: buggey-w3m.el
- From: TSUCHIYA Masatoshi <tsuchiya@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: 01 Mar 2001 00:09:03 +0900
- References: <20010228.130517.62831242.taro@fc.jpn.org> <20010228.172721.91278424.gotoh@taiyo.co.jp> <mpaae77dwsn.fsf_-_@azalea.kuee.kyoto-u.ac.jp> <20010228.182751.57975151.gotoh@taiyo.co.jp> <20010228.192805.68543205.shirai@pepper.rdmg.mgcs.mei.co.jp>
土屋です。さっそく、ML 経由で出してみます。
>> On Wed, 28 Feb 2001 18:27:51 +0900 (JST)
>> 「後」== gotoh@taiyo.co.jp (Shun-ichi GOTO) said as follows:
土> (1) w3m -dump_head で content-type などを確認
土> (2) w3m -dump_source で実際のデータを取得
土> (3) w3m -half_dump で描画
後> 複数回起動することで情報をかき集めるということですね。
後> そうですよね、やっぱそれしかないわけですよね...
後> 余地があるとすれば、今回のmew-w3m のように、FORM 処理を不要とする場合は
後> があるでしょうから、その場合は(1),(2)の処理をスキップ出来る手段があると
後> 嬉しいかも知れません。
うーん、ちょっと難しいのではないでしょうか。
認証を必要とする場合に w3m が出力する Username: などのプロンプトを、本
文から安全に削除するため Content-Length: の情報が必要になります。です
から、Content-Type: ばかりではなく、一般にヘッダ情報はやはり必要です。
ですから、私の考えでは、(1),(2) の処理は Emacs-Lisp で行うようにしたら
いいと思っています。実際、その部分を url-*.el に全面的に依存した版も作
成してみたのですが、現状の W3 の場合は url-*.el との分離が不十分である
ため、余分なコードをかなり抱え込んでしまうことになったので、今回は見送
りました。
## 今回はとにかくコードを奇麗にすることを優先しました。
白井> (1) の dump_head は必要ですよね。やっぱり。
白井> (2) と (3) はそれぞれ別の process で同時に動かせるとうれしいかな?
白井> # だけど、回線の容量とかで、どっちが速いか変わっちゃうかな。
なるほど、それも1つの手ですね。プログラムのどの部分が律速しているかが
問題ですねぇ。例えば、w3m の起動時間がネックになっているならば、この解
で2倍程度に速くなるはずですよね。
よく考えて見ると、POST メソッドの form に対応しようする場合には、どう
しても HTTP を直接しゃべらなければいけなくなりそうな気がします。w3m
-dump_source に URL を指定しても、POST メソッドを直接に指定する方法が
なさそうですから。
## なんで GET メソッドだけではないんだろ。余分な処理が必要になると思う
## のだけれど…
土> 今後の TODO は、以下のバグを早急に潰すことと、
土> ・ヒストリの動作が変
土> ・テキストファイルが見れなくなった
この2つのバグは(多分)潰しました。
土> ・form 対応
白井> これができると、すごくうれしいよね。後藤さんの mew-w3m.el を動か
白井> してみて思ったのだけど、source から
白井> <FONT color="#228b22"><SPAN
白井> style="background-color:#e5e5e5;">kamei> の最後の行は fancy
白井> で色がつけられていないので</SPAN></FONT>
白井> を見て色がつくと最高だな。(わがまま)
rendering 処理前の source が見れるようになった訳ですから、
w3m-rendering-region 関数に手を入れればかなり簡単にできそうです。
後> 興味がありますので、新版の方も追っかけてみようかと思いますが、
後> branch を作りますか?
最近色んなところで紹介されたおかげで、
http://pine/member/tsuchiya/sdic/beta/w3m.tar.gz に対するアクセスが急
増しています。この tarball は CVS の幹を cron で固めて生成している関係
から、幹はできるだけ安定版にしておきたいと思っています。
そういうわけで、url という名前の枝を作成してありますので、新版の開発は
そちらでお願いします。cd lisp && cvs update -r url とすればその枝に移
動できます。
白井> というか、一度、旧 w3m.el をどこかにおいて、幹においちゃっても良
白井> いのでは無いでしょうか? どうも、複数 Version を追い掛けるのは苦
白井> 手で。。。
というわけで、白井さんには申し訳ないのですが、url 枝が安定するまでしば
らくお付き合いをお願いします。
# ちなみに url という枝の名前は、当初は url-*.el にべったり依存するよ
# うにコードを変更しようという目論見だったことに由来しています。
## なお、幹に戻る場合は cvs update -A です。2ヶ月ほど前までこれを知ら
## なくて、幹に戻る場合はいつも checkout をやり直していました。
土> とにかく、今回は、相談もなく非常に激しい変更をして済みませんでした。ど
土> うぞ、今後ともよろしくお付き合い下さいますよう、お願い致します。
後> えと、修正がかち合った、とかそういうことが発生したわけでないので、
後> 『済みませんでした』の意味が良くわからないのですが(^_^;
うーん。本音を言わせてもらいますと、ちょっと変更が乱暴だったかなあ、あ
んまり乱暴なことをして興味をなくされてしまったりしたら悲しいなあ、とい
う気持ちがあって、それでもっと相談すべきだったかしら、と思ったのです。
後> どんどんOK ゴーゴー! ...なのでないでしょうか。
白井> いくらでもお付きあいはしますよ :-)
そのように言って頂けると本当に嬉しいです。
--
土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )
http://www-nagao.kuee.kyoto-u.ac.jp/member/tsuchiya/