[Date Prev][Date Next][Thread Prev][][Date Index][Thread Index]

Re: shimbun



>> On Tue, 03 Apr 2001 20:05:20 +0900
>> 「寺」== teranisi@gohome.org (Yuuichi Teranishi) said as follows:

寺> * ML 全体のインデックスを取り寄せるかどうかを制御するフラグとして、
寺>   use-entire-index というのを設けました。

この件なんですけど、やっと問題を理解しました。確かに、現時点の 
shimbun.el の実装で use-entire-index => t とすると、とんでもないことに
なりますね。

例として、emacs-w3m ML の場合を例にとりますが、まず新着記事の有無を検
査するため、最新の記事リスト

    http://namazu.org/~tsuchiya/emacs-w3m/ml/

を取得します。その後、use-entire-index => t の場合は、順に

    http://namazu.org/~tsuchiya/emacs-w3m/ml/mail2.html
    http://namazu.org/~tsuchiya/emacs-w3m/ml/mail3.html
    http://namazu.org/~tsuchiya/emacs-w3m/ml/mail4.html
    http://namazu.org/~tsuchiya/emacs-w3m/ml/mail5.html

と4つも余分な記事リストを取得することになります。

これは、現時点の shimbun.el が前回取得時の記事リストを保存していないか
らだと思います。nnshimbun.el の場合は、Gnus の overview DB を利用して、
前回取得時の記事リストに相当するものを保持していますので、前回取得時に
チェック済の記事が現れた時点で記事リストの取得を中断することができます
(事実上、最初の記事リストの取得だけで十分です)。

ということを考えていると、現時点の nnshimbun.el の抽象化が問題だという
ことを思い出しました。mew.org のアーカイブがその良い例なのですが、結局
記事を取得しないと分からない部分があるので、

    (a) shimbun.el
        記事の URL をキーとする最低限の既読管理を行い、未読記事の URL 
        のリストを返す。指定された URL の記事を抽出・整形して出力する。

    (b) nnshimbun.el / elmo-shimbun.el
        得られた未読記事と前回までの記事の情報を統合して MUA から利用
        できるようにする

というように整理すれば良いのではないか、と思います。

; と思うなら実装しろ > 自分

;; いやその、時間がないんです(言い訳)。


>> On Wed, 04 Apr 2001 14:16:54 +0900
>> 「寺」== teranisi@gohome.org (Yuuichi Teranishi) said as follows:


>ML アーカイブで、multipart/mixed なメールだと本文が
>表示されないみたいです。

寺> という指摘があったので、mhonarc の本文は text/html で
寺> 処理するように変更してみました。

この問題なんですけど、multipart なメールを復元できないものでしょうか。


それから、sb-asahi.el などの coding-system の指定部分の
(static-if (boundp 'MULE) ...) は冗長だと思います。

-- 
土屋 雅稔  ( TSUCHIYA Masatoshi )
    http://www-nagao.kuee.kyoto-u.ac.jp/member/tsuchiya/