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Re: w3m-e20.el



>>>>> In [emacs-w3m : No.00929] 
>>>>>	Katsumi Yamaoka <yamaoka@jpl.org> wrote:

山岡> w3m-e20.el を新規に作り、w3m.el から 非XEmacs, 非Mule2 なコード
山岡> を分離して放り込もうと思います。

結果的に w3m-e20.el に放り込んだものは、そう多くありませんでした。
以下、主な変更点です。

・w3m-e20.el, w3m-e21.el, w3m-om.el および w3m-xmas.el がそれぞ
  れの Emacs 固有の機能を持つようにして、w3m.el の中で一つの関数
  の機能を切り替えるのはなるべくやらないようにしました。ただし例
  外として XEmacs だけ特異な `w3m-setup-menu' と `w3m-euc-japan'
  については、従来通りとしてあります。

・w3m-e20.el, w3m-e21.el, w3m-om.el および w3m-xmas.el で `w3m'
  を require するのをやめ、各 module の feature は普通にファイル
  の最後で provide するようにしました。

・w3m-macro.el を新設し、従来 w3m.el で定義していたマクロやイン
  ライン関数を移設しました。ただし今日のところはこのリストラ作業
  に必要なものだけです。今後序々に移設していくのが良いと思います。

  ここで一つご注意。w3m-macro.el は `w3m' などを require しませ
  んので、インライン関数の中で使われる変数を compile 時に bind
  する必要があります。マクロの中で使われている変数も bind する必
  要があるのですが、それはこのファイルではなくて、そのマクロを使っ
  ている側の module で行なわなければなりません。  

・w3m-e20.el, w3m-e21.el, w3m-om.el, w3m-xmas.el および
  w3m-macro.el の portability を常に監視できるようにするため、こ
  れらを make の最初、すなわち他の modules が load される前に
  byte-compile するようにしました。これは開発者の皆さんへのカセ
  です。:-p

他に、動かなくなっていた `w3m-about-history' を直しました。
現在のところ Mule 2.3@19.34, Emacs 20.7, Emacs 21.0.103, XEmacs
21.1.14, 21,2,47, 21,4,3 および 21.5.1 で問題無く動いているよう
です。
-- 
Katsumi Yamaoka <yamaoka@jpl.org>