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XEmacs does not handle coding-system magic cookie
- From: Katsumi Yamaoka <yamaoka@xxxxxxx>
- Date: Tue, 28 Aug 2001 20:25:40 +0900
- X-ml-name: emacs-w3m
- X-mail-count: 01450
- References: <yosu7kvpbwwh.fsf@jpl.org> <yosubsl0h9yg.fsf@jpl.org>
>>>>> In XEmacs Beta List <yosubsl0h9yg.fsf@jpl.org>
>>>>> Katsumi Yamaoka <yamaoka@jpl.org> wrote:
山岡> Sadly, I noticed that whole versions of XEmacs with mule do not
山岡> handle the coding-system magic cookie.
この間から XEmacs 21.5.2 で w3m を起動しようとすると .arrived ファ
イルの読み込み時にエラーが起きるようになってしまいました。原因を
調べてみたところ、XEmacs は最近の .arrived ファイルの冒頭に書か
れている以下のような coding-system を参照しておらず、undecided
が使われてしまっていることがわかりました。
;;; .arrived -*- mode: emacs-lisp; coding: iso-2022-7bit -*-
しかも、はじめは最新の XEmacs 21.5.2 だけの問題だと思っていたの
ですが、何と 21.1, 21.2, 21.4 および 21.5 の全部が該当します。
XEmacs がこの "coding-system magic cookie" を参照するのは `load'
の場合だけのようで、`insert-file-contents' とそれがベースになっ
ている `find-file' 系の関数は全滅です。(勘違いでなければ ^^;;)
ならば w3m.el の関数 `w3m-load-list' も `load' を使うようにして
しまえば良いかとも思ったのですが、この問題を忘れないために、読み
込みに失敗したときだけ "coding-system magic cookie" を自前で参照
してリトライするようにしてみました。
ところで、CVS 版の XEmacs 21.5 に当てるパッチを含む XEmacs Beta
List に出した記事を、以下の場所に置いておきました。
ftp://ftp.jpl.org/xemacs/21.5/xemacs-21.5.2-latest-coding-magic.patch.gz
このパッチは出しただけでまだ採用されていません。もしかしたら間違っ
ているかもしれないので、使う場合は各自の責任でお願いします。なお、
XEmacs は再 build する必要があります。
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Katsumi Yamaoka <yamaoka@jpl.org>