shimbun を読んでいて、 「あっ、この情報、後で電車の中ででももう一度じっくり読みたいな」 と思ったときに、フォルダへ refile して Palm に取り込んだら HTML メール になっていて、Palm の MUA が対応していなかった (あるいは非常に読みにく い) という経験があります。 その後も何とか Palm に手軽に取り出せないかと色々 (例えば Doc 形式にす るものとか) 試していましたが、今一手に馴染みません。 で、wl が shimbun として取得したバッファを、コピーして一時ファイルに 書き込み、plucker-build を読んで Plucker 形式のファイルにする elisp を 書いてみました。plucker-build で元の web site から取ってこずに、 shimbun により広告などが削除され、読み易い形に加工されたものを参照しま すので、余分な情報を取り込まない、というメリットがあります。 また、Plucker viewer の「詳細」で見られる URL が、一時ファイルを指し示 すので、Plucker ドキュメントの末尾に元 URL を挿入するようにしてあります。 wl とでしか動きませんが、要は shimbun として取り込んだオリジナルバッファ を参照できれば良いので、ちょっといじれば Gnus や Mew でも動くと思いま す (ぼくは両方とも使ってないので、分かりませんが)。 なお、Plucker については、 http://www.plkr.org/index.plkr http://www.rubyist.net/~rubikitch/computer/palm/plucker/ などをご参照下さい。 添付のファイルを load して wl の Summary バッファで、M-p すると、 ~/.plucker 以下にファイルができあがります。rubikitch さんの w3m/plucker.cgi のように、毎度もっと詳細な plucker オプションが設定で きれば嬉しい人もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ今のところ、 my-wl-plucker-default-options で我慢して下さい。
Attachment:
tmp.el
Description: Binary data
-- 中島幹夫 <minakaji@namazu.org> http://www.asahi-net.or.jp/~gy2m-nkjm