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Re: emacs-w3m の Emacs-22 対応



From: TSUCHIYA Masatoshi <tsuchiya@pine.kuee.kyoto-u.ac.jp> さん曰く
Subject: [emacs-w3m:06401] Re: emacs-w3m の Emacs-22 対応
Message-ID: <87isivwpkn.fsf_-_@pine.kuee.kyoto-u.ac.jp>
Date: Thu, 29 Jan 2004 09:44:56 +0900

土> >CJKの文字については、gb由来・jis 由来で、decode-coding-string時に、
土> >text-propertyとして、charsetがついて、これで区別ができるようになりま
土> >した。
土> 
土> text-property で保持するんですか?  ということは,w3m-goto-url() の先頭
土> でやっているみたいに,
土> 
土>     (set-text-properties 0 (length url) nil url)
土> 
土> 不用意に text-property を全削除なんて事をすると破綻するわけですね? そ

Emacs-21 の tis-620 の合成文字情報は text-property で保持してい
るので、例えば

(let ((tis (decode-coding-string
	    (base64-decode-string "VGhhaSAowNLJ0uS3winKx9HKtNWkw9G6LCDKx9HKtNWk6NANCg==")
	    'tis-620)))
  (insert tis "\n")
  (set-text-properties 0 (length tis) nil tis)
  (insert tis "\n"))

なことをすると、二回目の insert は合成が解除されてしまうのですが、
Emacs-Unicode で試したら、ちゃんと auto-composed => t と
composition情報の text-property が残って、合成されていました。

だけど、Emacs-Unicode の一回目の insert にはついていた

charset => tis620-2533

という text-property は二回目の insert で消えていますね。(だめじゃ
ん)

だから何がいいたいかというと、こうやって text-property に
auto-composed などを残す仕組みができたのだから、そのうち charset
も残るようになるのじゃないの?ということです。

# 最初から CJK で実験すれば良かったのだけど、時間切れ。thai 語は
# 気になっていたところだし。

-- 
白井秀行 (mailto:shirai@meadowy.org)