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RFC and articles generated by Shimbun (was: sb-asahi.el updated)



問題は2つあると思います.

  (1) shimbun-article() メソッドによって生成されて MUA に渡される記事
      は,いかなる format であるべきか.
  (2) shimbun-headers() メソッドによって生成されて MUA に渡される記事
      ヘッダオブジェクト(shimbun-header)の各スロットに代入される値は,
      いかなる制約を守るべきか.

>> On Thu, 05 Jun 2003 09:27:10 +0900
>> 「山」== yamaoka@jpl.org (Katsumi Yamaoka) said as follows:

山> メッセージの送受信では RFC2045 (だと思った) の規定に従って From 行
山> などが 76 桁で折り返されるようにエンコードされるので、それに則って 
山> mime-encode-header-in-buffer (または eword-encode-header) を使えば
山> 良いかと言うと、それも意味がありません。Shimbun が作るのは Gnus な
山> どが受信したメッセージから生成する NOV と同等のもので、記事はそれ
山> を元に生成されますから、そこで 76 桁ルールを持ち出してもしようがな
山> い。(そうでもないのかな。正しいエンコードを行なってから作った NOV 
山> から 76 桁の折り返しを復元することは可能ですね。)

山岡さんの議論は,問題(2)について,「shimbun によって生成された記事ヘッ
ダオブジェクトは,どうせ MUA だけが見るものだから,ここで RFC を持ち出
してもしょうがない」ということを主張していらっしゃるように思われます.

しかし,問題(1)について言えば,将来的に shimbun が,他の MUA にも対応
する可能性を考慮すると,shimbun によって生成される記事は,各種の RFC 
に合致する形式であるべきだ,というのは一定の説得力を持つ議論だと思いま
す.もしそうならば,現時点の shimbun-insert-head() によって生成される
記事ヘッダ部分が RFC2045 を満たしていない場合がありえる,という点が本
質的な問題なのではないでしょうか.

そして,問題(2)については,

  ・問題(1) がなるべく解きやすい形式
  ・MUA がなるべく使いやすい形式

という2つの制約を満たすように適当に選べば良いのだろうと思います.そし
て,その第1候補が現在使われている NOV 類似の形式であると.

で,そう考えると,

>> On Thu, 05 Jun 2003 17:31:28 +0900
>> 「山」== yamaoka@jpl.org (Katsumi Yamaoka) said as follows:

山> And use `@' but
山> `:' as a part of message-id in order to display inline images.  See
山> RFC2387 and RFC822 for more detail.

山> ぼくは asahi などで @ の代わりに % を使っていました。これってマズ
山> いですかね?

この問題も自然に「良くない」という答えが出ます.さて,そうすると,影響
範囲が広くて困ったなあ…,果たして変更しきれるものでしょうか? 読売新聞
とかも引っ掛かりそうです.うーん困った.

;; すみませんね.これって,nnshimbun.el で最初に私が何も考えずに採用し
;; てしまった慣習を,ずっとひきずっているのでしょう? どうして % にして
;; しまったのかなあ….今となっては,まったく理由が思い出せません.

-- 
土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )